頭を使って家づくりする家づくり説明書

【第4回】 土浦市の敷地に斜めに建つお家

2022.08.30 頭を使って家づくりする家づくり説明書

●建物の敷地は真南を必ず向いているわけではない!

【登場人物】

■高野工務店三代目社長 高野 和賢 (たかの かずよし)

・ご家族が快適に暮らせる家の設計とそれを見える化した分かりやすい提案が得意
・趣味は野球と読書

■A子(えいこ)

・6才、4才、2才の3人の子どもがいる30代主婦
・最近、夫の地元である茨城県つくば市に引っ越してきた
・これからつくば市内で新築を建てるところ

 

つくば市内で家を建てることを検討中の主婦A子。
家づくりに悩み始めた時に高野社長に出会った。高野社長の家づくりへの熱い想いに触れ、インタビューを通して初めての家づくりに大切なことを教えてもらうことになった!

前回は冬の日当たりシミュレーションの大切さを学んだA子。

高野社長の明るく優しい話し方のおかげで家づくりへの不安が少しずつ減ってきていた。

 

●敷地なりに建てる前に確認しよう!敷地の方位​​​

――前回、高野社長が仰っていた「敷地は真南を必ず向いているわけではないので、方位も見ていくことが大切」ってどういうことですか?

高野社長:
そうですね。方位の大切さについて分かりやすくご説明しましょう。
この画像を見てください。
この白く囲ってある建物がうちで建てたお客さまの家です。

▼敷地に斜めに建つ家

▼敷地に斜めに建つ家の建築パース

――なんだか、一つだけ斜めっていますね~!(笑)

高野社長:
そうですね(笑)
画像の左上に方位記号があるのでみてください。
これをみていただくと、真南が下なんですね。

――あっ!本当ですね。下が真南になっています!

高野社長:
そうです。他のお家は敷地が45度左に向いています。 つまり他のお家は西に向いていて、敷地なりに建てている状態です。
しかし、このお家は、日当たりシミュレーションを行ってお客様に納得していただけたので、こういう向きになっているのです。

――あぁ!なるほど~~!
このお家だけ、真南に向いて建っているんですね。

高野社長:
そうです。実はこのお家、「スーパーウォール会」と言って、LIXILのスーパーウォール工法でお家を建てている会社さんの集まる会で、北関東ブロック最優秀賞を取らせていただいた作品なんですよ。

――賞を取っているお家なんですね~!しかも最優秀賞だなんてすごいです!!

高野社長:
ありがとうございます。前回見ていただいた日当たりシミュレーションをやって外構や駐車場や水回りやリビングを決めていくのは同じなんですが、建物の方位による日射取得状況も考えていきます。

――建物の方位によって、日の当たり方が変わってくるんですね。

高野社長:
そうです。この画像を見ていただけますか?

▼建物の方位による冬季の日射取得状況の比較

――敷地に対して建物の向きがちがいますね!
  

高野社長:
そうです。真南に建てた場合と、敷地なりに建てた場合で、日当たりシミュレーションの比較をしました。
同じ10時の日当たりを見てみると、①の「真南に向けて建築」では、1階にこれくらいたっぷり日差しが入るんですね。
でも、②の「敷地なりに建築」ではこれくらいしか日差しが入らないんです。

――②は、ほんのちょこっと窓際にだけ太陽の光が当たるくらいなんですね~~!

高野社長:
そうです。窓際に少しだけ日差しが当たる形ですね。
お昼の12時になると①も②も日差しが入ってきますね。
夕方になると、西日になるので②の「敷地なりに建築」は西側を向いているので日差しが多く入ってきます。

――②の方が夕方はあったかいんですね~!

高野社長:
そうですね。冬だけ考えたら、②の敷地なりに建てた方が夜はあったかいです。
ただ、朝は日差しがほとんど入らないので寒いです。
①の真南に向けて建てた方は朝から日中にかけて平均してあったかさを確保できます。

――なるほど~!1日を通して平均してあったかい方が良いか、夜があったかい方が良いかという比較ができるんですね。

高野社長:
そうです。そして、意外と重要なのが夏の日当たりシミュレーションの比較です。
こちらの画像を見てください。

▼建物の方位による夏季の日射取得状況の比較


高野社長:

②の敷地なりに建てた家は、西を向いているので夏の夕方には西日がすごく入ってきます。

――うわぁ~~!夏の西日はちょっと、つらいですね~!

高野社長:
夏の西日はつらいですよね。
これを高性能なお家でやればやるほど2階がすっごく暑くなってしまいます。
冬と夏のバランスを考えたら、②の敷地なりに建てるよりも、①の真南に向けて建てた方がバランスが良いねということで、敷地に対して斜めに建てることになりました。

――なるほど~~~!!

高野社長:
実際、こうやって日当たりシミュレーションを使って”見える化”すると理論的に、この敷地ならこう建てた方がいいよというのが分かるので、これをやらないで家づくりするのはもったいないと思うんです。

――本当ですね!具体的に見せていただいて納得しました!!
ちなみにわたしの妹もちょうど家づくりをしているので今日教えてもらったことを伝えたいんですが、今日見せていただいた画像などの資料はどうやったらいただけるんでしょうか?

高野社長:
はい。資料請求いただければ先ほどのシミュレーションの詳しい資料をメールでお送りしています。
ホームページの「資料請求・お問い合わせ」から資料請求してくださいね。

――わぁ!ありがとうございます♪
早速、妹にも教えてあげようと思います。

-次回-【第5回】つくば市で賢く家づくりするために高野工務店で大切にしていること


敷地に斜めに建つお家の意味を日当たりシミュレーションで具体的に見せてもらったA子。
自分たちのマイホームも日当たりシミュレーションをして快適なお家にしたいと強く思った。

 

●今回の「家づくり説明書」の学びは?
  • 敷地なりに建つお家が多い中、方位を踏まえたお家づくりの大切さを今日はお伝えしましたがいかがでしたか?
  • もう、目からウロコでした!最初は敷地に斜めに建つお家ってなんだろうと思ってましたが、日当たりシミュレーションを具体的にすることでしっかりと納得できました!
  • 良かったです。お家を建てる前に、方位を踏まえたうえで日当たりシミュレーションをしっかり行うことで、建てた後の毎日の生活が快適になります。
    満足のいくお家づくりのためにも、覚えておいてくださいね。

 

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