TK現場情報

離れの大リフォーム5

2015.09.21 TK現場情報
つくば市T様邸。
柱を抜くために梁を掛け直す作業をしました。
現況のままでは梁を追加したいところに梁を掛けることができないので
まずは【梁を掛けたいところに掛けるための梁】を取りつけます。。言葉にすると言い回しが難しいです。。。

今度は上の写真で追加した梁を利用して、さらに梁を掛けます。
↓施工前(左)と施工後(右)です

あとは、追加した梁とその上にある丸い梁の間に束を立てて補強完了です。
かなりガッチリした構造になります。
既存の建物に比べると柱の無い空間が多くなるため、これと同じ大きさの梁を
あと3本追加します。

離れの柱を抜いて大空間にリフォームする方法

1:梁と束を使った大胆なリフォーム

つくば市T様邸の離れリフォームでは、柱を抜いて広い空間を実現するため、既存の構造を強化する作業を行いました。
まず、梁を追加するために、その梁を支えるための仮の梁を設置しました。
これは、言葉で説明するのが難しい繊細な作業です。
次に、この仮の梁を利用して、必要な梁を架け渡していきます。
施工前と施工後の写真を見比べると、どのように梁が追加されたのかがはっきりと分かります。
最後に、追加した梁と既存の丸い梁の間に束を立てて、構造を補強します。
これにより、柱のない開放的な空間でありながら、十分な強度を確保することができます。
この離れは、既存の建物に比べて柱のない空間が多くなるため、同規模の梁をさらに3本追加する予定です。

2:柱を抜くリフォームで広々とした空間を実現

住宅リフォームにおいて、柱を抜いて空間を広げることは、大きなメリットがあります。
開放的な空間は、暮らしにゆとりと快適さをもたらします。
しかし、柱は建物の構造上重要な役割を担っているため、安易に抜くことはできません。
柱を抜く際には、建物の構造計算を綿密に行い、適切な補強方法を選択する必要があります。
T様邸の事例のように、梁や束を効果的に使用することで、柱のない大空間を実現しながら、建物の強度を維持することが可能です。
リフォームプランを検討する際には、構造の専門家と相談し、安全性を確保した上で理想の空間を実現する方法を探しましょう。
梁の形状や材質も、空間の雰囲気に大きく影響します。
T様邸で使用されている丸い梁は、空間に柔らかな印象を与え、デザインのアクセントにもなります。

3:リフォームで理想の空間を実現するために

リフォームを成功させるためには、事前の計画が重要です。
まず、どのような空間を実現したいのか、具体的なイメージを持つことから始めましょう。
家族構成やライフスタイルの変化に合わせて、必要な機能や設備をリストアップすることも大切です。
そして、予算をしっかりと設定し、優先順位を決めながらプランを練り上げていきましょう。
信頼できる施工会社と綿密にコミュニケーションを取り、希望や不安を共有することで、理想の空間へと近づけます。
リフォームは、既存の建物を活かしながら新たな価値を創造する、創造的なプロセスです。
専門家の知識と経験を借りながら、自分らしい住まいを実現しましょう。

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