TK現場情報

仕事始めです!

2015.01.06 TK現場情報
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。。。

今日から仕事開始です!
つくば市M様邸の様子です↓
朝イチから瑕疵担保保険の構造体検査でした。

床合板の釘留めのピッチから始まって、
筋交いの確認、羽子板ボルト等の構造金物のチェック等、細かく確認していきます。
今回は構造金物『ハイパースリム』のビスが一本違ったものを使ってしまっていたので、
その部分を指摘されてしまいましたが、その場で交換して無事に検査完了です。
やっぱり第三者に見てもらうことは重要です。

この後は電気配線をして吹付け断熱の施工です。

住宅の構造と瑕疵担保保険検査

1:構造金物の重要性

家づくりにおいて、構造体は建物の強度や耐久性を左右する重要な要素です。
その構造体を構成する上で欠かせないのが構造金物です。
構造金物とは、木材同士を接合したり、補強するために用いられる金属製の部品です。
柱や梁、土台、筋交いなどをしっかりと固定し、地震や風などの外力から家を守ります。
代表的なものとして、羽子板ボルトやホールダウン金物、アンカーボルトなどがあります。
これらの金物は、建物の構造耐力を高めるだけでなく、不同沈下による損傷を軽減する役割も担っています。
適切な構造金物を使用し、正しく施工することで、住宅の耐久性と安全性を確保することができます。

2:瑕疵担保保険と検査の重要性

注文住宅を建てる際、瑕疵担保履行法に基づき、住宅事業者は10年間の瑕疵担保責任を負います。
この責任を確実に果たすために、多くの住宅会社が瑕疵担保責任保険に加入しています。
この保険は、万が一、構造耐力上主要な部分や雨水の浸入を防止する部分に瑕疵が見つかった場合、補修費用などを保険金で賄うことができるため、施主にとって大きな安心材料となります。
瑕疵担保責任保険に加入するためには、専門の検査員による厳しい検査を受ける必要があります。
検査では、床合板の釘留めのピッチや筋交いの確認、羽子板ボルトなどの構造金物のチェックなど、細部にわたる確認が行われます。
今回のM様邸の例のように、構造金物のビスが一本違ったものを使用されていた場合でも、検査で指摘され、その場で是正することで、最終的には検査を完了することができました。
このように、第三者機関による検査は、施工の品質を確保し、住宅の長期的な安心・安全を守る上で非常に重要です。
検査によって、施工ミスや不備を早期に発見し、是正することで、後々の大きなトラブルを未然に防ぐことができます。

 

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