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漆喰壁のメリット・デメリットとは?その特徴と注意点を理解する

2026.01.24 お役立ち情報

自然素材ならではの風合いと、室内の快適性を高める機能性から、漆喰壁は多くの人に選ばれています。
美しい空間を演出し、心地よい暮らしをサポートしてくれる一方で、その特性を十分に理解しておくことも大切です。
漆喰壁にすることで得られるメリットはもちろん、知っておくべきデメリットについても、この記事で詳しく解説していきます。

漆喰壁のメリットとは

耐久性とメンテナンス性に優れる

漆喰壁は、その素材の特性から非常に耐久性が高く、100年持つとも言われています。
静電気を帯びにくいためホコリやゴミが付着しにくく、壁をきれいに保ちやすいのが特徴です。
万が一、壁に汚れが付いてしまっても、上から漆喰を塗り重ねることで元の状態のように修復できます。
軽い汚れであれば、家庭にある消しゴムで落とせる場合もあり、ビニールクロスのように定期的な張り替えが必要ないため、長期間にわたり美しい状態を維持しやすいと言えるでしょう。

湿度調整と空気浄化効果がある

漆喰壁は「呼吸する壁」とも呼ばれ、室内の湿度を快適に保つ機能を持っています。
壁に無数に開いた微細な穴が、湿度の高い時には余分な水分を吸収し、乾燥している時には湿気を放出する働きをします。
これにより、梅雨時期のジメジメとした不快感を軽減し、カビやダニの発生を抑える効果も期待できます。
さらに、漆喰にはホルムアルデヒドなどの有害な化学物質を分解する空気浄化作用も備わっており、室内の空気環境を健やかに保つのに役立ちます。

抗菌消臭で快適空間を作る

漆喰は強アルカリ性という性質を持つため、抗菌作用に優れています。
これにより、カビや細菌の繁殖を効果的に抑制することができます。
また、シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドを分解する力も持っており、健康的な室内環境づくりに貢献します。
さらに、漆喰壁の多孔質な構造は、体臭や生ごみ、排水溝から発生する酸性の臭いを吸着し、中和して消臭する効果があります。
ペットの臭いやタバコの臭いに対しても効果が期待でき、快適な空間を作り出します。

漆喰壁のデメリットとは

施工に手間と費用がかかる

漆喰壁の施工は、下地処理から下塗り、仕上げ塗りまで、いくつかの丁寧な工程を経て行われます。
このため、ビニールクロスなどの壁紙を貼る作業に比べると、工期が長くなり、それに伴って施工費用も割高になる傾向があります。
また、左官職人の技術によって仕上がりに差が出やすいという側面もあります。
初期費用は高くなる傾向がありますが、その耐久性やメンテナンスの容易さを考慮すると、長期的な視点で見ればコストパフォーマンスに優れる場合もあります。

ひび割れや汚れに注意が必要

漆喰壁には、ひび割れが発生する可能性があるというデメリットがあります。
これは、下地の状態や施工環境、建物の揺れなどが影響することがあります。
また、漆喰は水をはじかない性質があるため、コーヒーなどの液体をこぼしてしまうとシミになりやすく、掃除が大変になることもあります。
汚れが目立ちやすいという点も注意が必要です。
ただし、ひび割れや一部の汚れは、漆喰を上塗りすることで補修できる場合もあります。

白い粉が落ちる場合がある

漆喰壁は、塗りたての表面が細かくザラザラとした質感を持つため、壁から白い粉が落ちてくることがあります。
特に、衣類などに付着することが考えられます。
このため、クローゼットの内部など、粉の付着が気になる場所への施工は避けるといった対策が有効です。

まとめ

漆喰壁は、その優れた耐久性やメンテナンスのしやすさに加え、湿度調整、空気浄化、抗菌消臭といった自然素材ならではの機能性が魅力です。
一方で、施工に手間や費用がかかること、ひび割れや汚れ、白い粉落ちといった注意点もあります。
これらのメリット・デメリットを理解し、ご自身のライフスタイルや理想とする空間に合わせて、漆喰壁を上手に取り入れてみてはいかがでしょうか。

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