TK現場情報

配筋検査終わりました(つくば市S様邸)

2014.10.01 TK現場情報
つくば市S様邸
基礎の配筋が完了して、
瑕疵担保保険のための配筋検査も終わりました。
本日朝から耐圧盤のコンクリート打設を行っています。

↓全景

↓鉄筋の通りもきれいに通ってます。

↓設備屋さんの配管も上手く入れてもらえたので
配管周囲の鉄筋を切ることなく設置できました。

基礎配筋と瑕疵担保保険、そして耐圧盤打設について

1:基礎配筋検査の重要性

S様邸では、基礎の配筋が完了し、瑕疵担保保険のための配筋検査も無事終了しました。
基礎配筋は建物の土台となる重要な部分です。
建物の強度や耐久性を左右するだけでなく、地震や地盤沈下などの災害から家を守る役割も担っています。
配筋検査では、鉄筋の太さや間隔、かぶり厚さなどが設計図通りに施工されているか、鉄筋の腐食がないかなどを厳しくチェックします。
この検査に合格することで、建物の構造耐力上、必要な強度が確保されていることを確認できます。
配筋検査は瑕疵担保責任保険の加入にも関わっています。
瑕疵担保責任保険とは、住宅の構造耐力上主要な部分や雨水の浸入を防止する部分に瑕疵(欠陥)があった場合、その修補費用などを補償してくれる保険です。
万が一、欠陥が見つかった場合でも、安心して修繕対応を受けることができます。

2:耐圧盤一体打設による強固な基礎

S様邸では、配筋検査後、耐圧盤のコンクリート打設を行いました。
耐圧盤とは、建物の荷重を地盤に均等に伝えるためのコンクリートの板のことです。
不同沈下(地盤が不均一に沈下すること)を防ぎ、建物の安定性を高める役割を果たします。
耐圧盤一体打設とは、基礎の立ち上がり部分と底盤部分を同時にコンクリートを流し込んで一体化させる工法です。
従来の工法では、底盤と立ち上がり部分を別々に施工していましたが、一体化することで、より強固で一体性のある基礎を築くことができます。
また、コンクリートの継ぎ目がなくなるため、ひび割れのリスクも軽減されます。
S様邸では、設備配管も配筋を切断することなく、適切に設置することができました。
これは、事前に綿密な打ち合わせと正確な施工を行った結果です。
基礎工事は建物の土台となる重要な工程です。
だからこそ、しっかりとした施工を行うことが大切です。

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